非常食の体験談から学ぼう

様々な非常食や防災食が販売されていますが、実際に役に立ったものと、思ったより役に立たなかったものって一体何でしょうか。

自分では「絶対役に立つ!」と自負していても、実際はそうじゃなかったりすることもあります。

そこで、被災した方々の体験談をまとめてみました。

 

被災した人に体験談を聞く!役に立った非常食

実際に被災した人の体験談を元に回答した非常食のアンケートです。

 

1・水(34.6%)

「水は必要!排泄にも使える」「水道水が混濁していたのでもっと買い置きしていればよかった」

2・缶詰(22.2%)

「調理する気力もなかったので缶詰は手軽に食べられてよかった」「すぐ食べられるのが良い」

3・カップメン(22%)

「ガスは使えたので、調理できた」「カセットコンロでお湯をわかして食べた」

4・レトルト(11.1%)

「冷たいままでも食べられた」「レトルトのおかゆは良かった」

5・お菓子(9.9%)

「疲れていたので甘いものがおいしく感じた」「嗜好品が食べたくて仕方が無かった」

 

参照「365GO!非常食アンケート」

 

体験談はいかがでしたか?予想外の回答はありましたか?

やはり圧倒的に多かったのは水でした。

水は飲料水だけではなく、排泄や洗顔などにも活用したという意見が多いようです。

 

では逆に「役に立たなかったもの」は何でしょうか。

被災者の体験談を聞いてみました。

 

役に立たなかった非常食の体験談

  1. カップ麺
  2. 乾パン

 

体験談をまとめると、カセットコンロがあった家では、炊飯やカップ麺のような乾麺での調理は可能だったようです。

が、それ以外では実際役に立たなかったようです。

カップ麺に関しては、ライフラインの状況によって大きく便利性が異なるような結果でした。

ガスが比較的早く使用できた地域に関しては、乾麺での調理が可能なようでしたが、オール電化の家などでは停電期間が少々長かったため、ガスが使えない時間も長かったようです。

 

乾パンに関しては「何してもおいしく食べられない」という意見が圧倒的でした。

その乾パンの代用品として好まれたのが「パンの缶詰」という意見が多く見られました。

やはり調理しなくてもいい非常食は、圧倒的に役にたったようです。

 

この体験談をどうか役に立ててほしいと思います。

 

非日常を如何に日常に近付けるのか?

「非常時でもおいしいものを食べたい」

という気持ちは決して贅沢なことではありません。

1日や2日程度の我慢とは訳が違い、先の見えない状況で過ごす日々は想像以上に堪えます。

食は私たちの体を作る必要不可欠なものです。

あなたが好きなものや、毎日食べるものを、いかに食べ続けるか考えることが重要だと思います。

災害にあった時に誰もが考えること、それは

「元の生活に戻れる日はいつになるのか」

だと思います。

そんな生活の中で、自分を支え続けるためにも、日常と変わらぬ非常食を出来るだけ用意しておきたいものです。

 

物が豊富にある現代では、24時間営業のコンビニへ行けばすぐに食料品が入手できます。

しかし災害時には飲食店やスーパー、コンビニは営業できるかどうかわかりません。

私たちは、「イザという時に何とかなる」と過信してしまっています。

あなたの命を守れるのは、あなた以外にいないということを、もう一度考え非常食を検討してみてください。