震災時、密室に閉じ込められたらどうすればいいんだ・・・
閉じ込め

震災時、密室に閉じ込められないために

震災発生時に、みなさんはどこに避難するように決めていますか?

家の中で震災にあった場合、多くは頭上からの落下物から身を守るため、テーブルの下に隠れる方法を学んでいると思います。

そして、トイレやお風呂場など4本の柱で囲まれている部屋が安全だという人もいます。

 

そんな比較的安全な場所へ逃げ込んだ被災者が、逃げ込んだトイレに閉じ込められてしまった例を紹介します。

震災で、トイレなどの狭い空間に閉じ込められないように「ある物」が必要なのではないか?と被災者は訴えます。

 

その「ある物」とは何なのでしょうか。

 

恐怖!被災者がトイレに閉じ込められた話

実際にトイレに閉じ込められたしまった家族を助ける話です。

 

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阪神淡路大震災当時、神戸市内に住む高校生だった私が体験したことを書きたいと思います。

運悪く、朝の5時46分に父親がトイレにいました。

地獄のような大きな揺れが起きた時刻です。

 

家がきしみ、棚から物が落ちて大変だったその時間に、トイレのドアが開かなくなり、父親が閉じ込められました。

 

父親がトイレの中からドアノブをひねってもドアは開きませんし、私や弟や母親が外側(廊下側)からドアを開けようとしてもドアの枠自体にひずみが生じ変形していたので、そのままでは開くことができなくなってしまっていました。

それでどうしたかというと、父親にトイレの隅に逃げてもらい、私と弟でゴルフクラブを持ってきてトイレの外側からドアを何度も何度もたたき壊し、トイレのドアをぶち破って大きな穴を開けました。

大人1人が通れるだけの大きな穴を作ってようやく父親がトイレから出てくることが出来ました。

 

そこから言えることですが、トイレの中に、ドアを破壊できる能力のある工具などを平時から置いておいた方が良いと思いました。

 

父親と震災時の話をすると、もし自分一人だけだったらトイレの中に閉じ込められ、誰も助けに来なかったら死んでいたかも知れないとよく言います。

私も本当にその通りだと思いました。

もし父親が一人暮らしだったらどうしていたのだろうと考えます。

 

マイナスドライバー1本でも役に立つでしょう。

大きな電動ノコギリをトイレの中に常備するのもおかしな話なので、ドライバーセットでも良いのでトイレに置いておくことが重要です。

 

実際に私も、今現在震災などに備えるために、トイレにマイナスドライバー等を数本置いています。

 

大震災でトイレに閉じ込められた場合にどうしてもドアが開かないときは、津波や火災を考えて少なくとも15分以内には穴を開けて脱出しようと考えています。

ゴルフクラブでもドアを叩き割るのに10分かかったので、ドライバーならもう少し時間がかかるかも知れません。

 

いずれにしても震災時に閉じ込められた時のことを想定し、自力で脱出する為の工具を、トイレに置いておくことをオススメします。

それが、九死に一生を得ることにつながるかも知れません。

 

 (阪神淡路大震災・被災者)

 

 

以前放送されたニュース番組で、ゲリラ豪雨で家屋に閉じ込められた際に、偶然ハンガーを手にした事で助かった家族の話もありましたね。

震災時にどうなってしまうかは、予想がつきません。

閉じ込められた時に、手でどうにもできないような硬い物質を動かせるようなものは、常備しておいて損はないと思います。