非常食の重要性がわかる話

2011年に発生した東日本大震災をキッカケに、ネットなどで防災グッズをかい人が6割増加したと言います。

それでも、いまだ防災対策を軽視している方が数割いるのは、残念なことです。

 

「非常食なんて自治体が用意するだろ」「イザとなったら自衛隊が何とかするだろ」

 

と考えている方へ、同じことを考えていた被災者が経験した出来事を紹介します。

 

炊き出しがあるから心配もしなくてもいいと思い込んでいた話

体験談

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私は新潟県の中越地震を経験しました。

その中で強く感じたことは、

非常食は重要で本当に備蓄しておくべきなんだ」ということです。

 

 

当時、我が家は防災意識が全くなくて、食料や水などは一切備蓄していませんでした。

非常食が重要となるなんて、これっぽっちも思っていませんでした。

あの日、揺れが収まってからコンビニやスーパーへ行ったのですが当然何もなく、家にあった買い置きのパンなど、せめても食べられるものを集めて家族で分け合って飢えをしのぎました。

翌日になっても、もちろんお店に商品の入荷はありません。

仕方なく家族で避難所へ行ったのですが…考えが甘かったのだと、思い知らされることになります。

私は、避難所へ行けば炊き出しなどがあり、水の心配もしなくてもいいと思い込んでいたのです。

自治体の備蓄にだって限りがありますし、他にも避難所にいる人は大勢いるのです。

 

一日一人につき、水は500mlのペットボトルを一本。食料は毎食菓子パンひとつ

 

これが、中越地震から三日間ほどの私の食事のすべてでした。

せめて魚の缶詰や梅干し、おかゆなどの非常食を備蓄をしていれば…と、どれだけ後悔したことか。

水だって、もっとたくさん備蓄していれば、飲用だけでなく掃除や身体を拭くために使えたはず。

 

あの体験以来、我が家は非常食の重要性を体で理解し、防災用食料と水の備蓄を始めました。

定期的に賞味期限をチェックして、新しいものに買い換えています。

古くなったものはその日の夕飯に出して、家族みんなであの震災の日について話し合うのが恒例となりました。

 

 

普通に生活していると、どうしても防災意識はゆるみがちです。

 

しかし、一年に一回、こうして家族で思い出し、話し合う日を作ることで、また意識を新たにすることができています。

最後にもう一度言います。非常食は重要です。

 

(新潟県中越地震被災者)

 

重要!非常食は本当に重要!

イザという時に、誰かが助けてくれる可能性は100%ではありません。

助けてくれる「誰か」が被災してしまった時、私たちはどうしたらいいのでしょうか。

 

私たちは最低限、自分たちを守れる備えをしておかなければなりません。

そんな中、最低限用意しておきたいのが水や食料などの非常食です。本当に重要です。

口に入れるものは、私たちの命を繋ぐ重要なものです。

食べるものがないという事実は、私たちを恐怖のどん底に叩き落します。

 

備蓄しておいた非常食は、自分たちだけでなく、誰かを助けるものにもなります。

 

決して邪魔にはなりません。非常食を用意しておきましょう。

非常食は、あなたの命をつなぐ重要なものになります。