震災で普段は感じられない家族の温もりを感じた話
kazokunukumori

【被災体験談】普段わからなかった家族の温もりを感じました

専門学校の卒業式中、震災に合いました。
式の終わりころで、集合写真を撮ろうとしていたちょうどその時揺れがきました。

すぐに外に出るよう指示があり、安全な場所へ移動しました。揺れが落ち着いてから、デジカメでクラスの集合写真を担任の先生が撮ってくれました。
 それから、会場近くのレストランで待機し、夕方近くに着付けをした会場に友人と戻り、急いでレンタルした着物を返しました。

家族に連絡を取りましたが、帰る手段がなく、石巻の友人とそこで家族と連絡を取りながら待っていました。
一度、集団で近くの小学校に避難しましたが、人がいっぱいで中に入れず元来たところに戻りました。
山形から通っているクラスの子と友人と、毛布を掛け合い、話しながらそれぞれに家族に連絡を取っていましたが、携帯電話がつながらなかったり、充電がなくなりそうだったりした為、携帯電話の貸し借りをしながら何とか連絡を取りました。

何回か家族に電話をし、やっとつながり仙台駅まで迎えに来てもらいその日家に帰りました。

待ってくれている場所も、パニック状態で聞き取れなかったです。
友人一人と一緒だった為その子に電話を代わってもらい現地まで行きました。

何が何だか分からず、号泣で家族と再会しました。

その日家に帰れましたが、その後の友人のことが気になり心配でした。
家では、家族を囲んでろうそくを立て灯りにしていました。普段は感じられない家族の温もりでした。
夜は、私の友人の他に、妹の友人一人がいた為、修学旅行の夜のような生活で、話が尽きませんでした。

震災に合い、人のぬくもりや命の大切さを肌で感じることができたように思います。

 

(東日本大震災被災者)

 

避難場所の確保を

普段、顔合わせて当たり前の家族。
災害によってそんな家族と会うことさえままならないことがあります。

震災時に電話が繋がるとは限りません。
むしろ回線が混雑し、連絡を取ることさえ困難な状況になったりします。
その時のために、常に家族で
「非常時にどこで待ち合わせるか」
「電話以外の連絡手段はどうするか」
を話し合っておく必要があります。

災害はいつ起きてもおかしくありません。
話し合いは5分で済みます。
早速、今日にでも避難経路や連絡手段、待ち合わせ場所について話し合ってみてください。
イザというときのための、連絡手段は確保しておきましょう。