地震発生時、家の中で一番危険な場所は意外にも・・・

危険な場所

地震が発生した時に、あなたはどこに避難していますか?または、地震が発生したら、すぐにキッチンへ行き安全を確認するよう思っていませんか?

 

東日本大震災で被災した我が家、床じゅうにガラスが飛び散り、室内を裸足では歩けないような酷い状態になってしまいました。

中でも一番被害が大きかったのは、キッチンです

冷蔵庫は扉が開いて中の食べ物が全て外に飛び出し、キャスター付の食器棚は、リビングまで移動、流しの上の吊り戸棚に入っていたものは全て落下してしまいました。


【被災者の声】地震が起きたらキッチンに避難してはいけない


揺れが始まった時、私はまさにキッチンで料理をしていたのですが、酷い揺れに驚いて、玄関土間あたりまで避難しました。その時、ガスの火の消し忘れに気づいて慌ててキッチンに戻ろうと思ったのですが、とても歩ける状態ではありませんでした。自分が揺れに振り回されてどこかに飛ばされないよう、玄関ドアのノブにしがみつくだけで精一杯でした。


揺れが収まった後、キッチンに行ってみると、ガスの火は消えていました。ガスは大きな揺れを感知すると自動的に火が止まる仕組みになっていたのです。

あの時、もし、慌ててキッチンに戻っていたら、吊り戸棚から落ちてきた食器や、まな板の上から落下した包丁を踏んで大怪我をしていたかも知れません。

その時に私が得た教訓は、”揺れたら、とにかくキッチンから離れること”です。

つまり、まずは安全な場所に避難して、身を守ることが先決だということです。

 

(東日本大震災・被災者)