避難時に食事は我慢できても、トイレは我慢できないぞ!

トイレ

私は阪神大震災の被災者ですが、この時の被災経験について紹介したいと思います。

私が当時強く感じたことは、「食事は我慢できても、トイレは我慢できない」ということです。

この大地震はご存じの通り、午前5時17分に発生しました。なので私と家族は就寝していたのですが、地震によりたたき起こされ、事の深刻さを理解できないまま避難したのです。

その後、その日の内に家族が大阪の親せきに連絡を取り、親せき宅に避難させてもらう事になりました。

その際、遠くにある駅まで何とか自力で移動し、後は電車で向かう事になったのですが、移動中にトイレに行きたくてたまらなくなったのです。 なので途中、用を足せる所は無いかと探していたのですが全く見つかりませんでした。

最悪でも駅に到着すればトイレがあると思っていたのですが、駅の水道も止まっていた為、前の人達が出した大便が流されぬまま、重なって便の山が出来ており、利用不可でした。皆、きっと同じ事を考えていたのでしょう。

排泄にも水は必要なのです。そんなことを、わかっていたつもりで、わかっていませんでした。

電車で移動した先にあったトイレは水道が生きていましたので、結局、そこで用を足したのですが、この経験から断言できる事があります。 都市部においては用が出来る場所は限られており、それは地震によって簡単に無くなってしまうと言う事です。

なので、緊急用の簡易トイレを自分で用意しておかないとあの時の私の様に苦しむ事になるでしょう。

食事は我慢できても、トイレは待ったなしと言う事を、肝に銘じておく事をお勧めします。

 

(阪神淡路大震災・被災者)

 

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